喫茶みずのみば|新潟市西区内野町

新潟市西区内野町の民家の中にある小さな喫茶店です。

【日報】2024年12月7日(土)

雪のち曇りときどき雨、6度。新潟市で初雪を観測。

この日は朝9時にオープンしてから7時間お客さんが誰も来ず。16時過ぎにやっとお一人いらっしゃいました。初雪による影響でしょうか。新潟市はあまり雪が積もる地域ではないものの、「雪は脅威」という意識は多かれ少なかれ、新潟県民誰しもが抱いている気がします。お客さんを待っている間、ただ一人、日報を書きながら静かに過ごしておりました。この日は11月30日の分の日報を執筆(←たぶん今までの記事で一番面白いです。必読!)。みずのみばの席レイアウトを変更したことについて書いています。変更した経緯、具体的にどのように変更したのか、飲食店分析、みずのみばではなぜお客さん同士での会話が生まれやすいのか等々、図解も入れながら論理的に書きました。もしかしたら不思議に思われるかもしれませんが、文章を書き進めるうちに、私の中でのみずのみばへの理解度がどんどん深まっていく感覚がありました。自分のお店ではあるけれども、分からない部分、見えていない部分ってきっとたくさんあります。普段ただお店をやっているだけではなかなか思い至ることができないな、とも思います。お店にお客さんがいる間は、お店のオペレーションやお客さんとのコミュニケーションに意識を集中させているゆえに。だからお店をやっていない時間、あるいはお客さんが誰もいない時間は、じっくりと思考するチャンスです。7時間どなたもお客さんがいらっしゃらなかったからこそ、新たな発見と良い文章が生まれました。繰り返しになりますが、みなさんぜひ11月30日の日報読んでくださいね^_^

さて、話は戻って12月7日のお客さんは、16時過ぎにいらした方お一人だけでした。「小さなお店に入ると、かなりの高確率で自分しかお客がいない」という現象が起こりがちな人って一定数いる気がします。私もけっこうそうだし、この方もそう。いらっしゃったのは、私が「みずのみばはなぜお客さん同士の会話が発生しやすいか」という文章を一所懸命書いた直後でした。不思議なものです。店主と絶対サシになる星の元に生まれてきたのかもしれません。なんのこっちゃね。